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音楽療法とは違う、ただ高齢者のかたに音楽を楽しんで欲しいと思っているおばさんのペ-ジ


by hoohiromi
100歳になられる○○さん

先日来、口ずさんでくださる歌があるのですが

80歳の方も「きいたことない」  とおっしゃるし

私がネットでいろいろいろいろと調べてみても

全くヒットしません007.gif


歌詞ははっきりとわかっています。

♪  小さき砂の一粒も 積れば富士の山となる

   われらもたゆまず励みなば

   ついには登らんあの峰に あの山に


エエ声を録音できたので ここで聴いていただけます。




タイトルが分かれば嬉しいのですが。
# by hoohiromi | 2009-01-20 17:57 | 昔のあんな曲、こんな曲
8-9年この仕事をやらせていただいていて、今までに何人かありました。

「もう、はよう帰り!もうええわ!うるさいねん!!」

私たちが到着した途端こんな言葉を発する方。


○○さんもそのお1人です。

こういう方にお目にかかると本当に申し訳なく、

「よほどこちらのいう事や出す音がお気に召さないのだろうな」と思うと

泣きたくなることもあります。

でもそこは我々のオバサン魂で、がんばるのです!!!


○○さんはず~~~~~~っと怒っていらっしゃるのではなく

時には音楽に合わせて手で拍子をとっておられることもあり

私たちとしてはどうして差し上げれば○○さんのためになるのか、

頭を悩ませます。。。。


先日は先日で、私たちが行っても 全くなにもおっしゃらなかったので

「どこかお悪いのではないかしら?」と心配になって・・・・・

ん~~~どちらにしても心を痛めるのです。





今までの経験からいうと


もう数年ご一緒させていただくとコミュニケ-ションも取れるんではないかと・・・・・・


あまいでしょうか?
# by hoohiromi | 2009-01-14 19:57 | 音楽で何ができる

凹んじゃう・・・

まもなく100歳の○○さん。

いつもお元気でニコニコニコ。

他のお顔は見たことがなかった。


その○○さんがある日片目つぶって眉間にしわを寄せていらっしゃいます。

「○○さん、音楽の時間ですう。よろしくお願いしますね」

こちらが声をおかけしても

そのお顔のまま 「はい、・・・・目が痛くて(今日は)ダメです。ごめんなさい」とおっしゃるだけ。

スタッフに「今日はご気分よくないようですね」というと

「ん~?眼ですか?さっき看護婦さんに目薬さしてもらったばかりで、それでかな?」といわれる。


○○さんはもう表情も暗くテ-ブルにすっぷしておられます。

私たちのセッションが始まって音楽が聞こえているであろう情況になっても

その後様子は変わりません。

なんだか私までうつになってきます><


そしてしばらくして看護婦さんがもう一度○○さんの眼を診ていっしょにお部屋に帰られ―

セッションが終わる頃、つ~~~っと戻ってこられました。

顔は心なしか笑顔です。


よくよくきくと

目にまつげが入っていた
のでした。

○○さんには本当にこの世の地獄とも思える痛みだったのだと思います。

あんなにいつもにこやかな○○さんがまつげ一本で地の底を這うような顔をされるのですから。

考えてみればそれ以外は普段は心が安定しているっていう事です。


すごい!○○さん!!


私もそんな風になれるかなぁ~~
# by hoohiromi | 2008-12-24 19:29 | 笑ってもらいたい
タイトルは私の心の母がいつも言うことばです。

それを地でいく100歳の◎◎さん。

私たちがにぎやかに「おはようございま~~す」

と入っていくと

両手を胸の辺りであわせて満面の笑みで

「まあ、先生方が来て下さるのをとっても楽しみに待っていましたの!」とおっしゃいます。

「私はもう耳が悪いから・・・・」といいつつ、ご自分のお好きな歌がでてくると

それはそれは嬉しそうなお顔で

「あら!なつかしいわ~~」「もう忘れてしまったけれど・・」

それでも一生懸命思い出して歌おうとされます。


◎◎さんの存在そのものが「感謝」といってもいいくらいです。

だからわたしたちもその方に対して感謝の気持ちでいっぱいです。


スタッフが家族の方から聞いた話では

ここに入るまではこんなに笑わなかったんです・・・・・ だって


本当でしょうか???
# by hoohiromi | 2008-11-24 00:32 | 笑ってもらいたい

80年前~恋の逃避行

○○さんはまもなく100歳。

ご存知な歌も色々多彩。 大学の寮歌から演歌、果てはシャンソンまで!

つい最近海で溺れた ひ孫を助けたという名実共にス-パ-ばあちゃん。

そう、女性です^^

つい先日も 秋は結婚のシ-ズンという事から

「昔はね、みなさん結婚式の日まで顔も見ないで嫁がれたんですよね~」

とhisakoさんが言うと

「そうでもない」  とおっしゃる。

「へ?」

「昔も今も、愛のない結婚なんて」 と当然のようにおっしゃるのです。

何でも彼女の話によると

女友達の許婚(いいなずけ)を好きになってしまい、大恋愛。

「このままアメリカにでも逃げようか」とまで二人で話し合ったとか。

それでも80年前の日本人。そこは分別があったようで~

結局○○さんは彼を諦めて、彼はその許婚と結婚。

「せやけど、そのあと二人とも病気で死んでもた!」


すごい話です。  ね~?
# by hoohiromi | 2008-10-25 17:24