人気ブログランキング | 話題のタグを見る

音楽療法とは違う、ただ高齢者のかたに音楽を楽しんで欲しいと思っているおばさんのペ-ジ


by hoohiromi

本日付の新聞に・・

「病院に笑いを」というタイトルの記事が目に留まりました。

日本赤十字豊田看護大教授の奥村潤子さんという人が書かれたものです。

看護部長でいらしたときに、難病の子どもをディズニ-ランドに連れて行かれたときの

驚くべき子どもの様子を挙げ、笑いやユ-モアの大切さを書いておられます。


私は専門に勉強したわけでもないので、よくわからないけど

どんな人も、そうだなぁ、95%のかたは笑うことを待っていらっしゃるように思えます。

例えそれがトンチンカンな笑であってもいいのです。

その方が「アハハハ」と笑うことで一瞬の楽しいひとときを得られるのなら。



先日、あるスタッフの方が

「もう、みなさん年々重症になっていくのを見るのはつらいです」

とおっしゃっていました。

確かに私たちがその施設に行かせていただくようになっても7-8年、

当時と同じ顔ぶれではないにしても、レベルは日々落ちていっておられるのかもしれません。

でも不思議なことに私たちとのコミュニケ-ションは日々進化している・・・のです。

普通に「○○さんたら、またそんな大笑いしちゃってぇ~~~」とつっこんでみたりして。

その言葉に「言葉での返事」はありませんが表情が全てを表しています。


もちろん、その人、そのときによって私たちの対応は様々に変化します。

静かに優しく話すときもあれば、 「ちょっと聞いてくださいよ~」って

甘えてみたりもします。

グアハハハ~と大笑いをしてみたり、思わぬ反応に涙をこらえて笑うときも。

言ってみれば、笑いを通して魂の会話をしているのかなと思うことさえあります。


笑って歌って、楽しい時間を一緒に過ごさせて貰って、オマケに「ありがとう」なんていってもらって。


「私たちの仕事、いいでしょ~~?^^」
by hoohiromi | 2007-09-01 13:52 | 笑ってもらいたい