音楽療法とは違う、ただ高齢者のかたに音楽を楽しんで欲しいと思っているおばさんのペ-ジ


by hoohiromi

カテゴリ:音楽で何ができる( 24 )

いつの間に

施設の事務所入ったところにボ-ドがあり


入院されている方、また残念ながらお亡くなりになった方のお名前が書いてあります。


お亡くなりになった方のお名前は赤字で書いてあり、いやでも目に入ってくるのですが。


まさか2日前にしっかりお話もされて音楽に合わせて右手で拍子を取っていてくださった


○○さんがいらっしゃらなくなったなんて、どうしても信じられなくて。


「あなたの髪はきれいですね」とか「ありがとう」「よろしくお願いしますね」と


しっかりお話されたあの○○さんが、と思うとショックは隠せません。


目がまん丸大きくて、お若いときはさぞ美人でいらしただろうと思います。


たまには口を動かして歌っておられたようですが


歌う行為より音楽そのものがお好きなのかな?と思える方でした。


本当にあっという間にいらっしゃらなくなりました・・・・・
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by hoohiromi | 2009-07-28 21:13 | 音楽で何ができる

マスクマン

私は例のインフルエンザ界隈におります。

1週間はどの施設もデイサ-ビスは休業。。

デイを頼りにされているご家族の大変さはいかばかりだったかとお察しもうしあげます。


通常業務が始まってからもスタッフはみんな「マスクマン」です。


「しゃべる」のがお役目のhisakoさんは酸欠状態で

このまま行くと倒れてしまうのではないかと思うぐらい、マスクはしんどいです。

私たちは「バイキンマン?病原菌?」と思いながら

それでも何かあったときは後悔しないようにちゃんとマスクマンになっています^^


私は原則指さえ動かしていればいいのですが

でもたいていの歌は例えば耳の遠くていらっしゃるかたにわかっていただけるように

口を大きく動かしています。

マスクをしているとそれが出来ません。

究極、笑いかけているのか無表情なのかも 目だけでは さほどわかっていただけないと思います。


どうにかしてこちらの気持ちを分かって貰いたいと思って必死に表情を動かすと

これが結構疲れるのです。

息もしんどくなってきます。



どうか・・・どうか早くこの事態が収拾してくれることを・・祈ります。
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by hoohiromi | 2009-05-30 21:43 | 音楽で何ができる

ウクレレとコラボ♪

ある施設のダンディなおじいちゃま。

着ていらっしゃるものもなんか素敵。

フッとマイクを向けるとまたこれがお上手!!!

 
スタッフから

「ウクレレの先生だったんですよ」 と教えていただき・・・

セッションが終わった頃にスタッフがその方のウクレレを持ってきてくださいました。



立派なケ-スに入ったものです。

取り出した途端、その方は歩きだされ

「Hey! you are my sunshine!」とおっしゃったかと思うと

イントロを、そして♪You are my sunshine~ ,my only sunshine~

と歌い始め・・・

その様子がほんとうにさまになっていて格好いいのです^^

もう店じまいしかけていたキ-ボ-ドで私もついていきましたよっ。

楽しい~~~!!

ウクレレに合うキ-ボ-ドの音が分からなくて 普通に ロックオルガンで弾きましたけど

とにかく楽しかったぁ~~~
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by hoohiromi | 2009-03-11 20:54 | 音楽で何ができる

104歳の仰げば尊し

3月にはいると卒業シ-ズン、というわけで

私たちも卒業にかんする歌を探します。

舟木一夫の「高校3年生」とか

そうそう「ほたるの光」    これはちょっといけませんね。

何か歌っていて悲しくなって来る。


で、やっぱり定番なのが「仰げば尊し」


ちょっと気難しい感じ(あくまで私たちのイメ-ジですが)の○○さん。御年104歳。

いつも私たちがいる場所から少し離れたところにおられて、車椅子で自分でうろうろされています。

たまたま先日は私、つまりキ-ボ-ドの側に居られてhisakoさんが

『仰げば尊し』のうたでマイクを向けてみました。

な、な、なんと!!

ちゃんと歌われたのです!

この歌はテンポがゆっくりな分、休みの取り方がむずかしかったりして、けっこう伴奏者としても

気を使います。

でもこちらの伴奏がよく聞こえておられるのかリズムが崩れることもなく

♪いま~こそ~わか~れめ~~~~~の伸ばすところも適当に伸ばし

本当に見事な歌でした。

スタッフも腰を抜かすほど驚いた様子で、遠くにいるスタッフたちに

『ちょっとォ~今歌ってるのは○○さんよ~~~!!!!』 と叫ぶ!

みんな感動で、私も思わずウルウル。

近くにいた利用者の方も涙ぐまれたりして。。。。

すごすごい幸せな時間でした。

『家族さんに聞かせてあげたかったわ~』とあるスタッフがいっていましたが

本当にそうです。

ワタシたちだけじゃ、なんとももったいない。

104歳の『仰げば尊し』なのでした。
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by hoohiromi | 2009-03-03 19:15 | 音楽で何ができる
8-9年この仕事をやらせていただいていて、今までに何人かありました。

「もう、はよう帰り!もうええわ!うるさいねん!!」

私たちが到着した途端こんな言葉を発する方。


○○さんもそのお1人です。

こういう方にお目にかかると本当に申し訳なく、

「よほどこちらのいう事や出す音がお気に召さないのだろうな」と思うと

泣きたくなることもあります。

でもそこは我々のオバサン魂で、がんばるのです!!!


○○さんはず~~~~~~っと怒っていらっしゃるのではなく

時には音楽に合わせて手で拍子をとっておられることもあり

私たちとしてはどうして差し上げれば○○さんのためになるのか、

頭を悩ませます。。。。


先日は先日で、私たちが行っても 全くなにもおっしゃらなかったので

「どこかお悪いのではないかしら?」と心配になって・・・・・

ん~~~どちらにしても心を痛めるのです。





今までの経験からいうと


もう数年ご一緒させていただくとコミュニケ-ションも取れるんではないかと・・・・・・


あまいでしょうか?
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by hoohiromi | 2009-01-14 19:57 | 音楽で何ができる

手がたたけない

「わたし、どうしてか先生のように手がたたけません・・・」

神妙な顔でそうおっしゃる○○さん。

手が叩けない-というのは叩いても音が出ない…ということなのです。


「すみません、手たたいてもちゃんとおとがでません。。。」

と申し訳なさそうに頭を下げられる△△さん。



手を叩くことによって掌の血の巡りがよくなり、そしてそれが身体にもいい影響を与えるので

曲にあわせて・・・・とか  ちょっとした身体ほぐしのために手を叩くという行為を

して頂く事が多いのですが、

手に力が入らなかったり、

手そのものが小さく、薄くて 音が思うように出ないという事も 少なくありません。

気ぃつかい(気をつかわれる)おばあちゃんなどは上のように

「すみません~~」と音が出ないことを悪いことみたいに思っておっしゃるのです。

真面目に私たちの話を聞き、歌を歌い・・・

逆に私たちのほうが気を使わせてすんませ~~~ん~という感じです。


私たちは皆さんがちょっとでも、ほんのちょっとでも笑ったり、楽しんでおられる・・・と

それでいいんです!!
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by hoohiromi | 2008-08-29 20:44 | 音楽で何ができる

聖歌の効能

Bさん。

視線もあまり合わせることができず、おっしゃることは

「なぁに?わかんない・・・・」 

そのわかんない自分にいらだちも感じておられるようで

私達もなんとかBさんに笑っていただきたいといろいろ考えますが、うまくいきません。

ご家族がよくいらしていてお話しする中で Bさんが教会に通っておられたということを知りました。


クロ-ゼットの奥のほうにいびきをかいて寝ていたわたしの聖歌集をひっぱりだし

ぱらぱら見るに・・・・


ある曲に目がいきました。

あの「天使にラブソングを」の映画で使われていた曲です。

私の聖歌集には「めでたしマリアよ」というタイトル

http://jp.youtube.com/watch?v=x2osa8o8L-E



上の動画を見ていただくとわかるように最初は普通に聖歌らしく

ゆっくり弾きだしました。

すると。

Bさんは胸の前で手を合わせられたのです。

お顔もふっと変わっていきいき。

その様子をずっとみていたhisakoさんはびっくり。

そして・・・・


そのあと、動画のようにゴスペル調で♪ウンタタ、ウンタ、ウンタタ、ウンタ 

とリズムをつけて弾きました。

すると今度は寝たきり状態に近いCさんが・・・・

リズムに合わせて手を叩こうとされます。

こういう事を言っちゃあなんですが、車椅子を思いっきり倒しておられるCさんには

ご自分の手そのものも見えないはずです。

それでも手を叩こうとされます。


こんなご褒美をいただいちゃって、いいんでしょうか、わたし。
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by hoohiromi | 2008-07-17 21:11 | 音楽で何ができる

ハト

ポ ポ ポ~~

ハトポッポ~~

ま~めがほしいか、そらやるぞ~

みんなで仲よく食べに来い




このままでは面白くないので

このメロディ-で

歌詞は  パピプペポ~~~を繰り返します。



パピ プ~ ぺポパ ピ~

プ~ペポ パピプペ ポパピプペ~~

ポ~~パピプペポパ  ピプペポパ~~


うまくいくと、最後は「パ」で終わります。


昔 何かのテレビ番組でやっていて、「嚥下体操」になる・・・・と

ときどきやっています。

スタッフも間違えます。。

けっこう面白いです。



面白いといえば先ごろはやりかけている

鼠先輩 の歌う 「六本木~Giroppon」

これも後半は嚥下体操になるかも^^
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by hoohiromi | 2008-06-22 00:54 | 音楽で何ができる
以前にも書いたIばあちゃんの調子が先日はすこぶる
「よかった」

お目目もぱっちり、お顔もニコニコ。003.gif

「音楽の時間で~~す」といいながら入っていくと

「あれまあぁぁ~またよろしくぅおねがいしますうぅぅ」

車椅子を思い切り倒した状態でおられるのですが、

ゆっくりと大きな声でそうおっしゃいました。


で、その日は朝から雨だったので、歌も「あめふり」から始まりました。

hisakoさんがマイクを向けると

よく聞き取れないけれど、確かに歌っておられる様子。

でも口がうまくまわらないので段々テンポが遅くなるのです。

私はIさんとは遠く離れているところで弾いているので

声だけを頼りに伴奏しているわけです。

当然、Iさんのテンポにあわせて伴奏もゆっくりとなります。

こういう事はよくあることで、だからこそ生演奏の意味があるんだと感じていました。

が、テンポがゆっくりになった途端 Iさんは歌うのを止められました。

・・・・・?????・・・・・・005.gif


どうも、ゆっくりになってしまうとかえって頭が混乱するみたいだ・・・とhisakoさんはいいます。

何の曲かさえわからなくなるのでは???と。



「そんなばかな!!!」  がっくりです。008.gif

普通のテンポで普通に音が鳴っているから、それに反応できると、そういうことなんですね。

ムハハハハ~



一瞬一瞬 人は気持ちが変わっていきます。

その一瞬の為に 音を変えたり、テンポを変えたり変えなかったり、 曲目を大幅に変更したり。

それでこそ皆さんと向き合えるのです。。。016.gif
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by hoohiromi | 2008-05-30 20:54 | 音楽で何ができる

若い人たち、がんばれ~

実を言うと、大きな声では言えませんが

私は何のとりえも無いオバサンです。



しか~~し!!!

相方はこの春からとてもエライ先生になってしまいました。

もともとエライ人ではおわせられたのですが、

もっともっとエライ・・・・・・・

若者を指導していく立場におなりになったということです。

しかも、高い学費を払って勉強する・・という 大学というところで。


教え始めて2ヶ月足らず。

まず驚いたことが

「高齢者に関わっていこうとしている若者達は それぞれ色んな思いを持っていて

また汚い、きつい、給料少ない っていうこともわかっていて

それでもその仕事がしたい という情熱をもっている」 

ということだそうです。


『彼らの芽をつぶしちゃいけない!!!』

彼女は痛感しているとか。



当たり前といえば当たり前だけど

「何だかキラキラしている彼らをどうにかして 活かせてあげたい」

と言います。

これからの老人を背負って行く彼ら。

ほんと、頑張って欲しいです。。。
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by hoohiromi | 2008-05-27 23:02 | 音楽で何ができる