音楽療法とは違う、ただ高齢者のかたに音楽を楽しんで欲しいと思っているおばさんのペ-ジ


by hoohiromi

音楽療法

久しぶりに音楽療法に関する本を買ってみました。

「音楽療法を考える」岩尾裕著

この中で「高齢者のための音楽療法」について書かれたところがあって

ほほ~めずらしいな・・・と思ったので。。

以下に記す感想は私の個人的なものです。。

この本によると、高齢者がいっせいにさぁ歌いましょうと歌える歌があるのは

日本の特徴だとあります。


又、更にそういった活動はともすれば「学校」のような雰囲気になっている―とも。

だから懐メロやカスタネットなどの楽器を使ったこういう方式が成り立つのは

ここしばらくの間だけだろうといいます。

もう少しすると

「わたしゃ、あゆがいいわ」「わしゃ、B'zじゃ」

となって共通する歌を見つけることが出来なくなるだろうということです。


たしかに・・・・これだけ多様化している音楽文化です。

みんなでいっしょに「せ~~の」なんて出来なくなることは容易にわかります。

また高齢者の音楽療法でよく使われる楽器。


幼稚なカスタネットやら太鼓やら持たされて学校のように「やらされる」

のは 「学校みたい」と考えるのは私たちだけじゃない。

この著書でよくわかりました。






「施設に入ったらここにあるCDをいっしょに持って行かせて~ 

 それらを聴かせてもらってたらおとなしくいいばぁちゃんになってると思うから。」

と息子に頼んでいる私も、イザとなったらどうするか分かりませんが

とりあえずは 「対する人の魂、心」には敏感だと思うのです。

訳の分からないことを口走るようになっても

魂の部分はみなさんが健全だと、今施設で私自身が感じているから。


この部分を大切にする私たちのような音楽療法モドキがあってもいいかな。。。


この著書にも
「高齢者に必要なのは気晴らしや趣味だけでなく個として充実した自己実現を可能にすること」

とありました。

そんな大それたことが出来るかどうか―。

とりあえず目の前の人に対して「心から音楽を届けよう」という思いは

あながち間違っていないと確信した本でした。
[PR]
by hoohiromi | 2009-08-13 14:56 | へぇ~